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FX2とFX3をAFで撮影して比較!

こんにちは!!オルクの岩本です!!

今回は「 FX2 [ILME-FX2B] 」と 「 FX3(ILME-FX3) 」をそれぞれ使用して

撮影中に体感できたAFシステムの“差”について喋らせて下さい!!

  

「FX3 / FX30」と比較して、人物の瞳の認識精度が約30%向上」 

 

☝️上記はソニーストアの公式サイトで説明されていた          
2025年8月に発売した SONY Cinema Lineシリーズの新作「FX2」のAFシステムの特長です☝️

 

なお、「約30%」という数値は、ソニー社内で行われた測定結果によるものとされており          
測定条件や手法の詳細については情報がないので、今回は深追いしないことにします。……深追いしないようにしましょうね。

 

今回は、FX2とFX3を同一のAF設定に揃え、さらにできるだけ近いシチュエーションで動画撮影を行い          
「約30%」という向上を数値ではなく、実際の撮影を通して体感できるのか‥‥

 

撮影の被写体協力をしてくれたカツオさん。          
FX2を構えていただきました。          
覗いているのはチルト式EVF(電子ビューファインダー)でCinema Lineシリーズ初となるビューファインダーです。

 

AF性能向上の背景 

FX2のAF性能向上の背景にあるものそれは、、、

人工知能「AIプロセッシングユニットの搭載」です。

AIが認識した被写体は、フォーカスの追従も安定しているという高評価の声多く👍

AF設定の「認識対象」画面では、FX3と比べても選択の幅が広がっていることも確認できます。

 

(FX3の認識対象の設定画面)

「顔/瞳検出対象」という設定画面にて人物と動物を被写体として選択が可能

 

(FX2の認識対象の設定画面)

オート / 人物 / 動物・鳥 / 昆虫 / 車・列車 / 飛行機を選択可能。

 

 

とはいえ、この選択肢の増加はカメラマンによって受け止め方が分かれそうです。

技術力や現場によっては頼る必要が特にない機能だと私は感じました!

                
 

撮影設定 

今回の撮影では          
FX2とFX3の両機とも同じレンズ、同じAF設定で撮影をします。

認識対象は、FX2とFX3の両機に共通する「人物」に絞っています。

※FX3の表示形式です!

レンズ

FE70-200mm F2.8 GM OSS Ⅱ [SEL70200GM2]

焦点距離200mm
F値3.2
認識対象(※顔/瞳検出対象)人物
 AF時の顔/瞳優先
登録顔優先
フォーカスエリアワイド
AFトランジション速度4(標準の数値)
AF乗り移り感度3(標準の数値)
AFアシスト
右目/左目選択オート
被写体認識枠表示(※顔/瞳枠表示)
撮影時タッチ機能タッチトラッキング

 

撮影シチュエーション & カメラの位置

撮影シチュエーション

瞳の認識精度や追従精度を比較するべく、出演していただく被写体(カツオさん)には下記の設定を伝えました。

「自転車に乗り、お昼休憩に出発する。         
少し進んだところで、財布を忘れたことに気がつき来た道を引き返して戻ってくる」

あくまでも設定なので、被写体の動きに絞って説明すると

①被写体が自転車でA地点からB地点に移動。          
②被写体がB地点からA地点に再度戻る。

カメラの位置

A地点にカメラを固定し、ワンカット撮影をします。

自転車を漕ぎ出すと同時に、タッチトラッキング機能で、被写体の顔をモニターをタッチして選択。

人物として認識させ、フォーカスの追従を開始。

被写体がB地点へ向かう動きに合わせて、カメラはA地点に三脚固定のままワークして人物を追います。

それにより、B地点への移動時は被写体がカメラに背を向けます。

背中をしっかり人物として、認識可能かという点が気になっていたのでこの撮り方を試しました。          
 B地点に到着したのち、被写体はカメラの方向にそのまま来た道を引き返してもらいます。

撮影開始

A地点スタート

地点ごとに、FX2とFX3のモニターの画面と撮影データを交互にご紹介します!

まずはA地点のスタート時。

FX2

左の「FX2モニターの画面」 

画面を指でタッチして、トラッキングを開始します。

瞳をカメラが認識すると、被写体認識枠(白い枠)が瞳に表示されました。

右の「FX2の撮影データ」

フォーカス、しっかり合っています。

 

FX3

続いて、左の「FX3のモニターの画面」

画面を指でタッチして、トラッキングを開始します。

被写体を認識する枠は、瞳に表示されたり、人物の顔全体に表示されたりを繰り返して定まリませんでした。

瞳の認識の精度としては、FX2の安定性が際立ちました。

「人物」として捉えるフォーカスは両機安定しています。

右の「FX3の撮影データ」

フォーカス面において問題はありませんでした。

 

B地点への移動(カメラに背を向ける)

FX2

左の「FX2モニターの画面」 

背中を人物として認識して、顔の方向に枠が表示されていました!

トラッキング機能も正常です。

自転車での移動が不安要素ではありましたが、背中でも認識可能でした。

 

FX3

左の「FX3モニターの画面」 

カメラを振るタイミングで、被写体の横顔にうまく反応できずトラッキングは解除されました。

しかし、認識対象は「人物」になっているので背中であるにも関わらず、フォーカス面では安定しています。

 

B地点からA地点引き返し時

「シャッター」という撮影業界用語があります。

意味は、被写体の前を外的要因が塞ぐことです。

B地点とカメラの間には電柱立っており、被写体を一瞬塞ぎます。

 

FX2

「FX2モニターの画面」 

トラッキング機能は解除され、電柱にフォーカスが一瞬合います。

しかし、撮影風景には認識対象として指定済みの「人物」が写っているので

時間にして、1秒程度で人物へのフォーカスを復帰。

さらに、瞳の方に認識枠が表示されました。

 

「FX2の撮影データ」

財布がない‥引き返すか‥という演技です。

 

FX3

左の「FX3モニターの画面」 

明確な差はここに現れました。

B地点では、電柱にフォーカスが合ったままの状態を維持します。

右の「FX3撮影のデータ」

テイクを何回か重ねましたが

電柱をシャッターすると「人物」を認識できず

高い確率で電柱へと移ることが確認できました。

認識枠も電柱の方へ移動しています。

 

再びA地点へ

FX2

「FX2モニターの画面」 

戻ってきました!

やはり、FX2は瞳への認識が粘り強く、認識枠も「目」をしっかり捉えています。

AFシステムの向上は、はっきりと確認できました。

 

FX3

左の「FX3モニターの画面」 

B地点出発後は、人物を特定して、瞳の認識とフォーカスを取り戻します。

右の「FX3撮影データ」

人物として、無事に捉え直してくれました。

 

ここまで撮影した動画は、後日このブログにアップロード予定です!

検証結果

明確な差が見えて、私自身ホッとしました。

FX3に劣らず優れているポイントが、FX2にも搭載されていることを体感できたからです。

 

AF撮影時は、FX3よりもFX2の方が差を感じるレベルで優れています。

 

しかし、FX2の新機能面であるチルト式EVF(電子ビューファインダー)を

この撮影で使うことはありませんでした。

使ってみたい!という気持ちだけはありましたが、カメラのワーク方法において

必要性を感じませんでした。選択肢があることは嬉しい面でもあります。

 

以上、FX2とFX3のAFシステム比較ブログでした。

最後まで当ブログをご覧いただきありがとうございました!

さようなら〜〜✋


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