オルクログ BLOG
2026.03.13
DR-10Cを知ってほしい!
DR-10Cを知ってもらいたい!
どうもーこんにちは。オルクのカツオと申します。
今回のブログでは『DR-10C[RAMSA仕様]』という機材についての紹介をしたいと思います。

オルクには様々な機材が揃っていますが、今回なぜDR-10Cについて紹介するのかと言うと、
ズバリこの機材がオルクにしかないからです!
オルクにしかない機材であれば紹介しない手はないですからね。
では、早速DR-10Cとはどういった機材なのかを説明していきたいと思います。
DR-10Cとは一体何?
DR-10Cとは、TASCAM(ティアテック株式会社)が2014年12月に開発した
ワイヤレスマイク用マイクロPCMレコーダーです。
えっと、、、要するに?長ったらしいですね。僕もよく分からないので噛み砕いていきましょう。
まず、ワイヤレスマイクとは送信機から受信機へ音声を電波として飛ばして音声を無線化する装置のことです。
ケーブルレスの便利さや見た目の良さから頻繁に使われます。
他方で、電波に依存しているため飛んでいる電波の状況や距離の影響で不安定になることがデメリットになります。
収録現場においては、音声を収録するためワイヤレスマイクを使用するので、回線が不安定になると受信機側で電波が
不安定になり、音が収録できなくなります。
電波に依存すると、回線が切れるリスクは消えないんですね。
そしてそれを解決しようとしたのがこのDR-10Cなのです!
DR-10Cはピンマイクと送信機の間に接続をすることで送信機に電波不良などで音声不良が起きた場合にも
ワイヤレスでバックアップを残すことができます。
電波がどうであろうと、別で録音しちゃえば安心だよね!と言う理念から回線問題を解決してしまったのです。

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TASCAMで制作されたオリジナルのDR-10Cは現在廃盤となっており現在市場で手にすることはできないのですが、
オルクはこの製品を改良し、オルクのセミオリジナル品としてレンタルしているのです!
じゃあなんでオルク仕様で作ったんじゃということですが、弊社代表の井上が
ニッチだが時代を先取りしていたこの製品に魅力を感じ、すでに廃盤になっていたDR-10Cを「ないなら作っちゃえ!」
というマインドで取り掛かったそうです。
なかなか胆力があります。
オルクがDR-10Cのどこを改良したのかは詳しく知りたい方はオルクのECサイトに飛んでいただけると分かるのですが
簡単にまとめるとIN/OUTの切り替えを独立させたこと、従来はRAMSAとSONYどちらでも使えたものを
RAMSAのみ仕様にしたことになります。
その他録音機能や設計についても詳しく書くと長くなっちゃうのでオルクのECサイトからご確認ください。
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ここまで、パソコンと向き合いながら情報を元にカタカタと書いてきましたが、
実際に使ってみなきゃ分からない良さを伝えないとこのブログを書いてる意味がないと思ったので
ここからは実際に使用してみてどうだったかを知らしめていきたいと思います。
まず、オルク仕様のDR-10Cは『1.2GHz A型デジタルワイヤレスマイク デュアル』または『B帯ワイヤレスマイク シングル 』と繋げて使うものなので、
今回は距離をテーマにDR-10CをRAMSAに繋げて使用して実際どうなったかを実証実験してみました!
実験してみよう
実験内容はオルクの事務所から50mごとに移動し、ワイヤレスマイクによる電波障害が発生する
ケースを意図的に作り出し、その上でDR-10Cがバックアップとして機能するかを確かめてみました。

具体的には、カメラにRAMSA受信機を繋げ、自転車に乗る被験者にワイヤレスマイク(RAMSA送信機)およびDR-10Cを繋げピンマイクから音を収録し、収録した音を比較するといった形になります。


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では、実際に取ったデータを見ていきます。
まずは50m地点の音を比較してみましょう。
DR-10C
RAMSA
どちらも鮮明に聞こえますね。この地点では、RAMSAのワイヤレスでも十分音が届く範囲ということでしょう。
続いて100m地点です。
DR-10C
RAMSA
この地点でもまだ両方音が収録できています。まだRAMSAのワイヤレスくんは頑張っています。
150m地点です。
DR-10C
RAMSA
この地点でRAMSAの音声が不安定になってきましたね。距離による電波の障害が現れています。
DR-10Cは依然きれいに録れています。
200m地点です。
DR-10C
.
RAMSA
この地点まで来ると違いがはっきり出てきました。僕の声がピンマイクからの音なので
RAMSAは最後の僕の声を全く拾わなくなりましたね。RAMSAのワイヤレスマイクでは150m〜200mが
収録できる限界の距離ということでしょう。
DR-10Cはきれいに録れています。
250m地点です。
DR-10C
RAMSA
250mまで来るとRAMSAのワイヤレスでは僕の声は完全に拾えなくなりました。
DR-10Cはきれいに録れているので、これでバックアップの安心感が伝わったと思います。
今回は道の都合上300m付近までしか行けませんでしたが、それ以上進んでも同様の結果が得られると考えられます。
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以上が今回の実験で取れたデータとなります。
今回は距離のみでの比較でしたが、壁を挟んだりその他不具合が起きた場合でもDR-10Cがあればバックアップが取れるため
安心できるということになります。
実際にDR-10Cをつけてみると、とても小型で軽量なため(寸法52 × 55.6 × 24.4 mm、重量約51g(本体のみ))
RAMSAの送信機と一緒に持ってもかさばらず、この点もとても勧められる点だと感じました。
ちょっと待てよ
以上で。。。ん?
これやってみて気づいたというか、みなさん気になると思うんですけど、
別にDR-10Cじゃなくても普通のピンマイクもう一個付ければよくね?という疑問が湧きました。
オルクにもピンマイクとして同じTASCAMのDR-10Lという小型ピンマイクがあり、これを付けても同様に
バックアップできるんじゃ、、、
ということですが、実際理論は同じなので、DR-10Lを使用してもバックアップ自体はできますね。
DR-10Cは、DR-10Lの機能を含みます。DR-10C単体でもDR-10Lでも同様にピンマイクでの録音が可能ということです。
何が違うのかというと用途が違います。
DR-10Lは、ピンマイクレコーダーでありワイヤレスを使用せず、DR-10Lに直接録音します。
すなわち、モニター(収録中の確認)ができないデメリットがあります。
DR-10Cは、ピンマイクとワイヤレスマイク送信機間に挟むレコーダーであり、
ワイヤレス受信機に音が来ているため、モニターができる、すなわちワイヤレスマイクの機能拡張装置であり、
収録においての補助装置となります。
まとめ
改めまして、以上が今回のDR-10Cについてのブログでした。
映像でも音が命な場面もありますので、ワイヤレスマイクでの収録に不安がある方などはこの機材をとてもおすすめ
できると思います!
実はこの機材あまりレンタルされる方がいないので、気になった方いらっしゃいましたら是非レンタルしてください!
よろしくお願いします!
ということでありがとうございました。また次の次の次くらいのブログでお会いしましょう。カツオでした。
バイバイ👋
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