MX-3000PRO [58mm セミフィッシュ]
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詳細
Raynox MX-3000PROは、民生~業務用ハンディカムの前玉側に装着する0.3×セミ・フィッシュアイ(超広角)コンバージョンレンズです。カメラ側の58mmフィルターネジに直接ねじ込み装着でき、フロント側には87mmフィルターを装着できます。金属外装の薄型設計で持ち出しやすく、画角を一気に約1/3倍に拡張して“空間を強調する超広角表現”を素早く得られます。0.3×という強い短縮率ゆえ、広角端中心の運用に最適化されており、ズーム全域での完全ズームスルーではなく実用域が限定的である点が特徴です。
主な特徴
0.3×の超広角化とセミ・フィッシュアイ表現
装着によって実効焦点距離を約0.3倍に短縮します。例えば、28mm相当の広角は約8.4mm相当の画角へと拡張され、誇張された遠近感や包み込むような空間描写が得られます。直線は画面周辺で湾曲しやすい一方、被写体との距離感を強調したセミ・フィッシュアイ的な演出が可能です。
「広角端主体」運用に合わせた薄型・軽量設計
本レンズは広角端~広角寄り中域の実用を前提に、薄型・軽量のフロントコンバーターとして設計されています。望遠側にズームすると周辺の像流れやケラレが生じやすいため、撮影時は広角端主体で構図を作る運用が最も安定します。
58mmダイレクト装着と87mmフィルター運用
リア側は58mmねじ込みで、対応カメラにはアダプターなしで装着できます。フロント側はφ87mmフィルターネジを備え、保護フィルターや可変NDの前段運用が可能です。屋外での長時間運用や逆光下でも、前玉保護と反射・フレア対策を両立しやすい構造です。
金属外装と携行性
金属外装により耐久性を確保しつつ、直径約90~95mm・全長約20~24mm・質量約200g前後(代表値)の薄型・軽量クラスに収まります。レンズキャップとポーチ運用で現場転戦時の取り回しに優れます。
旧来のハンディカム群との親和性
58mm径のフィルターネジを持つソニーVX/PD系、キヤノンGL系などのハンディカムで広く使われてきた実績があり、当時の“広角不足”を即解決する前玉コンバーターとして重宝されてきました。現行機や他径のカメラではステップアップ/ダウンリングでの装着も可能ですが、ケラレ・口径食が出やすくなるため事前検証が有効です。
使用例と利点
イベント・舞台・室内ロケ:後退距離の取れない場所で一気に画角を拡張し、観客や舞台セットを広く収めます。
Vlog・臨場感演出:カメラの“入り込み感”を強め、視点の躍動感を付与します。
建築・インテリア:狭い室内の全体像を示す際に有効。ただし直線の歪みは構図でコントロールします。
仕様
内容物
本体 x1
前キャップ x1
後キャップ x1
専用ポーチ x1