USB-C Digital AV Multiport アダプター
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詳細
USB‑C Digital AV Multiportアダプターは、USB‑C(またはThunderbolt 3/4)端子を備えたMac/iPadの映像・電源・周辺機器接続を“1本”でまとめる小型変換。HDMI出力+USB‑A(周辺機器)+USB‑C(充電専用パススルー)の3端子を同時に扱えるのが特徴。現行モデルはHDMI 2.0ベースで、対応ホストでは4K/60HzやHDR(Dolby Vision/HDR10)の出力に対応し、非対応ホストでは4K/30Hzや1080p/60Hzへ自動的に最適化される。USB‑Aは基本的にUSB 2.0(最大480Mb/s)想定の汎用ポートで、マウス/キーボード/メモリ、カメラの接続・同期に使える。USB‑Cポートは充電専用(データ/映像は非対応)で、Power Deliveryによるパススルー給電に用いる。
主な特徴
HDMI 1本で安定出力(4K/60まで)
HDMI 2.0相当の帯域で、対応するMac/iPadでは4K/60Hz表示に到達。HDR対応ディスプレイとアプリ/OS設定が整えばHDR出力も可能。対応外のホストではOS側が4K/30Hzや1080p/60Hzなどへ自動フォールバックする。
USB‑Aポートは“周辺機器用”の素直な挙動
低レイテンシを重視したプレゼン用デバイス、USBメモリ、カードリーダー、カメラのPTP接続などに向く。高速外付けSSDなどUSB 3.x帯域が必要な機器は非推奨。
USB‑Cは“充電専用”のPDパススルー
ホストに給電しながらHDMI出力とUSB‑A周辺機器を同時利用できる。データ/映像の入出力には使えない点に注意。給電能力は接続するUSB‑C電源アダプタとホストの許容に依存(一般的なノートの運用では60W級の給電で安定運用しやすい)。
ミラー/拡張の両対応
外部ディスプレイはミラーリングと拡張デスクトップを選択可能。アプリやOSの表示スケールにより、色域/HDRの扱いが変わるため、ディスプレイ設定でリフレッシュレートやHDRの有無を明示しておくとトラブルを避けやすい。
ファームウェアによる互換性向上
macOS接続時にアダプター内部のファームウェア更新が自動で適用される仕組み(通知なしで静かに更新される場合がある)。挙動が不安定な場合はmacOS/iPadOSを最新化のうえで再挿抜すると改善することが多い。
映像と音声の同時出力
HDMIは映像とともにリニアPCMのオーディオもパスする。会議室設備やテレビへの一本接続で運用しやすい。
互換性と運用
ホストのDisplayPort Alt Mode能力が上限を決める
DP 1.4系の帯域を持つMac/iPadなら4K/60、DP 1.2相当なら4K/30が上限になりがち。
HDRや4K/60時は“HDMI 2.0相当ケーブル”を使用
旧規格ケーブルだと勝手に30Hzへ落ちたり、HDRが有効化できない。
USB‑A機器の給電は“ホスト&PDの合算”を意識
バスパワー機器を多段接続すると電力が足りなくなることがある。安定しない場合はセルフパワーUSBハブを間に入れる。
iPadでのアスペクト/アプリ挙動
一部アプリはミラー時にレターボックス表示になる。拡張表示や外部モニタ最適化に対応したアプリではフルフレームでの活用がしやすい。
仕様
対応機種等の情報[メーカーサイト]
内容物
本体 x1