ナノクランプ [雲台付]
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詳細
Manfrotto 386B-1(通称:ナノクランプ)は、手すり・ポール・机端などスタンドを立てにくい場所へ素早く“基点”を作るための超小型クランプです。ここへ**ミニボール雲台(例:Manfrotto 492/494系)**を組み合わせると、小型カメラ・小型LED・モニター・収音アクセサリーなどを、狭い空間でも自由な角度に的確に固定できます。
この組み合わせは、軽量・省スペース・設置自由度のバランスに優れ、ロケや展示、イベント現場での“仮設ポイント”づくりに特に有効です。
LPL製のミニボール雲台が付属しています。
主な特徴
386B-1の要点:小型でも高い保持力と広い適応
386B-1は約110gと非常に軽量でありながら、約4kgの耐荷重(代表値)を確保します。クランプ範囲はおおよそφ13〜35mm(丸パイプ)をカバーし、角材・板材にも対応します。上面・側面に1/4"-20/3/8"-16のメスねじが用意されており、スタッドやアダプター経由で雲台やアームを確実に装着できます。新しい244系フリクションアームのアンチローテーションアダプターとも親和性が高く、回り止めでズレを抑制できます。
ミニボール雲台の要点:素早い構図決定と自由度
ミニボール雲台は1ノブ操作でボールとパン(多くのモデルで360°)を同時にロックでき、-90°〜+90°のティルトで縦位置にも瞬時に切り替えられます。上面は1/4"オスねじが基本で、下面は3/8"メス(モデルにより1/4"対応も可)が一般的です。
省スペース設置:三脚が置けない通路や狭所でも、手すり・パイプ等にクランプ→雲台で角度出しが可能です。
微妙な“あて位置”の追い込み:ボール雲台で最後の数ミリを素早く決められます。
配線・導線の最適化:モニターや送受信機をカート脇や机端の“空間”に浮かせることで、配線を短く整理できます。
現場の即応性:クランプ→仮締め→角度出し→本締めの短い手順で、撮影の待ち時間を削減できます。
セットアップと運用のコツ
基部の剛性を優先:まずクランプを確実に固定できる位置(剛性・摩擦の高い箇所)を選び、仮締め→荷重方向に合わせて本締めします。
適切なスタッド選択:雲台下面が3/8"メスの場合、3/8"オスの短いスタッドを用意すると堅牢に接続できます(ガタの無い長さが理想)。
テコの管理:**長いオフセット(片持ち)**は支点負荷が増すため、可能な限り支点に近づけ、アーム長は短く保ちます。
仕様
内容物
本体 x1
LPL製 ボール雲台 x1