BETA 57A
オルク レンタル 公式LINE
詳細
SHURE BETA 57Aは、SHUREの“BETA”シリーズに属するダイナミック・マイクロフォンで、楽器収音からボーカルまで幅広く対応できる万能機です。タイトなスーパーカーディオイド特性により舞台上の不要な音を強力に抑え、近接収音でもクリアで抜けの良い中高域を実現します。ネオジム磁石による高出力設計、堅牢な金属ボディと硬化スチールグリル、内蔵ショックマウントなどの“ライブ現場基準”の作り込みにより、高いゲイン・ビフォア・フィードバックと優れた耐久性を両立。ギターアンプ、スネア/タム、金管・木管、パーカッション、そしてステージボーカルでも定番的に用いられています。
主な特徴
タイトな指向性:スーパーカーディオイドにより正面の音に強く反応し、横方向・背面の回り込みを効果的に抑制。モニタースピーカーや隣の楽器からのかぶりを低減し、ミックス時の分離感を確保します。
存在感のあるサウンド:50 Hz〜16 kHzのワイドレンジ。中高域にかけての“プレゼンス”が、スネアのアタックやギターのエッジ、ボーカルの抜けを自然に引き立てます。
高出力・低ノイズ設計:ネオジム磁石カプセルとハムバッキング・コイルにより、出力の高さと電磁ノイズ(RFI/EMI)の抑制を両立。現場で扱いやすいレベル感を得やすく、ノイズフロアも良好です。
ショックマウント内蔵:機構内蔵のショックマウントがハンドリングノイズや設置面から伝わる振動を低減。マイキング位置の微調整が多い現場でも安心。
堅牢性と運用性:ダイカストメタルのボディと硬化スチールグリルを採用。ステージユースや頻繁な持ち出しでも長く使える耐久性があります。標準XLR3ピン接続で既存機材との互換性も良好。
近接効果のコントロール:指向性マイク特有の近接効果により、至近距離では低域が増します。ギターアンプやスネアで厚みを出したいときはオン寄り、ボーカルで過度な低域を避けたいときはややオフに構えるなど、距離で音色を作り込みやすいのも利点です。
使用例と利点
ギターアンプ:グリル面から数センチ〜10cm程度、コーン中心から外した位置に向けると、アタックと胴鳴りのバランスが取りやすい。スーパーカーディオイドの背面ノッチを活かし、他音源やモニター方向を避けるとハウリングに強くなります。
スネア/タム:ヘッド面から数センチ、打点外側・やや角度をつけて指向。リムショットのトランジェントが立ちやすく、ステージ騒音の影響も抑えやすい。
金管・木管:ベル正面から少し外して狙うことで、息成分や機械ノイズを抑えつつ芯のある音に。
ステージボーカル:口元から5〜10cm、ややオフ気味で角度をつけると破裂音を抑えやすい。モニター位置とスーパーカーディオイドの無感帯(真横ではなく斜め後方)を意識して設置すると、ゲインを上げても安定します。
仕様
内容物
本体 x1
マイクホルダー x1
3/8→5/8変換 x1