KS-342 [入力メス 出力オス]
バッテリーの有無
空輸の場合は、バッテリーが付きません。
詳細
Sigma(旧Kamesan)KS‑342は、フィールド録音向けのポータブル4チャンネルミキサーです。テレビ番組や映画の収録、ENG、ロケーション録音など、屋外環境に特化したプロフェッショナル機材で、軽量・堅牢・電池駆動・デジタル出力対応を特徴としています。MSステレオ対応、可変ローカット、AES/EBU出力など、収録現場で求められる要素を網羅し、放送・映画音響の現場で長年使用されています。
⚫︎主な特徴
4系統マイク/ライン入力(XLR、48Vファンタム対応):各チャンネルがマイク/ライン切替に対応。CH1/2にはMS/XYステレオ入力用5ピンXLRとMSデコーダーを搭載。
可変ローカットフィルター(20〜200Hz):各チャンネルに装備され、風音や環境ノイズを効果的に抑制。
ステレオバス用コンプレッサー:ワンノブ操作のアナログコンプレッサーを内蔵し、ミックス全体の音圧とまとまりを向上。
ヘッドフォン出力2系統:1/4インチと1/8インチ出力を装備し、録音者とディレクターの同時モニタリングに対応。
AES/EBUデジタル出力(最大96kHz):高品位なデジタル録音環境と放送用機材にダイレクト接続可能。
電池/DC両対応の電源設計:単3乾電池8本(約6時間)または外部DC入力(10~15V)での運用が可能。
モジュール拡張可能(オプション):EQ・コンプ拡張のKS‑6001、4ch追加入力のKS‑6002などにより機能強化が可能。
防滴設計と専用キャリングケース付属:操作性と保護性を両立したケースにより、屋外使用時の安心感を確保。
⚫︎使用例と利点
映像収録現場での標準ミキサー
MS/XYマイク入力とMSデコーダー、可変ローカット機能などにより、現場環境に応じた柔軟なマイクセッティングと音声制御が可能。中継やロケ現場における標準的な使用に最適。
放送・ポストプロダクション用途にも対応
AES/EBU 96kHzデジタル出力により、ポストプロや放送局との連携にも強みを発揮。デジタル収録機器との接続もシンプル。
バッテリー運用による高機動性
乾電池駆動により、外部電源が確保できない環境でも長時間使用が可能。予備バッテリーとの入れ替えも迅速で、現場でのトラブルに強い。
運用の柔軟性と拡張性
複数人の同時モニタリング、モジュール追加による機能拡張、アナログとデジタルの併用など、あらゆる録音業務に対応する柔軟な設計が施されています。
仕様
内容物
本体 x1
CD-900ST[ヘッドフォン] x1
XLR5ピン→XLR3ピンY字ケーブル x1
ACケーブル x1
電源アダプター x1
XLRケーブル 10m x2
eneloop pro 単三形 x8
空輸の場合は、バッテリーが付きません。